村上龍「半島を出よ」上巻について

「熱都力学」と村上龍の小説は似ているところがあると思う。
リアルな近未来。予言に近い架空の小説。乾いた描写ながら熱を感じる独自の文体。。。
・・・ということで、最近、村上龍の最新作「半島を出よ」上巻を購入しました。
「半島を出よ」は「コインロッカーベイビーズ」や「愛と幻想のファシズム」に通ずるものがあるという書評を読んで、「これは読むしかないだろう」と思ったからです。
個人的には、村上龍の最高傑作は「愛と幻想のファシズム」。次点で「コインロッカーベイビーズ」。読んでいて高揚感がある貴重な小説です。
普通だったら上下巻セットで買うのですが、最近忙しくて、しかも本が分厚いので確実に読み終えてから下巻を買おうと思います。まだ読み始めて数ページ。空き時間にちょっとちょっと読み進めます。読み終えるのはいつのことやら。。。
この記事へのコメント
これは自宅でデジカメで撮影しました。
この本の迫力を出すために斜めの構図で撮ってみました。背景はRIMOWAのスーツケースで銀色の無機質感を出してみました。という感じでしょうか。拡大画像だとやや手振れ気味で恥ずかしいのですが。。。